令和02年09月20日

高得点牛紹介

群馬県(有)萩原牧場「ハウル」

93-3E獲得

 令和2年度(前期)牛群審査において、群馬県吾妻郡長野原町の(有)萩原牧場所有の「ブルーエンゼル アメイジング ハウル」(平25・9・6生、6歳11月、5産、父:アルタアメイジング)が高得点の93点(3E)に評価された。
 萩原牧場は平成21年度に牧場初となるEX牛が出て以来、令和元年度までのわずか10年の間で32頭と多くのEX牛を輩出している。
萩原牧場では3頭目の93点
 そのなかでも「ボビージヨイ トランブル ジエスロ」が平成23年度前期に「TMF リコライサー アレン クイーン ET」(LA・PACEシンジケート所有、同牧場飼養)が平成25年度前期にそれぞれ93点を獲得しており、これらに続き「ハウル」は同牧場で3頭目となる93点の快挙となった。
 本牛の審査記録は、初産82点、2産86点、3産90点、そして前回平成31年1月(5歳4月・4産)の審査で92点を獲得し、この度の審査で自家生産牛初の93点を格付けされた。各部の配点は体貌と骨格94点、肢蹄90点、乳用強健性93点、乳器93点(8月12日確認審査実施)。
 分娩後6か月経過した状態であったが、コンディションは良く、骨格構造は正確で前駆から中躯・後躯への移行に優れ、全体に伸びとゆとりのある体貌と骨格を備えている。また、全体に活力があり肋骨の間隔は広く後方によく開張し、乳器においても前乳房の付着は強く、後乳房は幅広く高く付着しており乳房懸垂は強く、極めて機能的な乳器構造を備えている。
多くのショウで活躍
 なお、本牛は2019セントラルジャパンホルスタインショウに出場しており、生涯乳量4万s以上の部でリザーブチャンピオンを獲得したほか、これまでに地元をはじめ多くのショウで活躍している。ショウ慣れしていることもあるが、地元長野原町北軽井沢で行われるスプリングショウでは、次世代を担う子供たちのリードマンショウがあり、少しも嫌がることなく子供たちにリードされた話を聞くと、改めて性質がとても温順なことも窺える。
 写真はデーリィマン社より提供。

ブルーエンゼル アメイジング ハウル
2013.09.06生(父:アルタアメイジング)
群馬県・(有)萩原牧場所有

令和02年09月20日

海外種雄牛 2020−8月評価

「ヒーリクス」3期連続首位
 (独)家畜改良センターから8月11日に海外種雄牛2020-8月評価が公表された。
今回の公表では上位40位中7頭が新規牛となった。
1位ヒーリクス
 今回の1位は「ヒーリクス」(シルバー×スーパーサイアー)が獲得した。2019-12月評価で初登場1位となってから、3期連続の首位である。本牛の特徴は産乳成分や乳蛋白質量に優れ、特に乳脂肪量は1位となっている。
 2位グリフ
 2位は前回4位の「グリフ」(シルバー×スーパーサイアー)が躍進した。こちらも産乳成分、乳脂肪量に優れた牛である。
 3位パイルドライバー
 3位は前回と同じく「パイルドライバー」(トロイ×スーパーサイアー)が獲得した。乳量は1位、産乳成分も1位のヒーリクスに続く2位である。
4位は前回2位の「ロケツトフアイアー」、5位は前回と同じく「ダンテ」となった。
新規牛は114位ボナム、19位アナキン、22位トーテム、26位ドツク、30位パラレル、31位ユースフル、33位ジムナストであった。
 父はバリストとモーグル 祖父はスーパーサイアー
 トップ40の中で、父牛別ではバリストとモーグルが3頭であった。母方祖父牛としてはスーパーサイアーが9頭と突出した結果となった。

乳用種雄牛評価成績2020−8月(参考情報:NTPトップ40)
-泌乳/得点形質/疾病繁殖成分等

令和02年09月20日

1〜3位 (株)稲川牧場

「ボヤンカ」他

国内雌牛 2020−8月評価
 9月4日に2020‐8月国内雌牛遺伝評価成績が公表された。そのうち、全国15位までと都府県で飼養されている上位牛の一覧を示した。
美瑛町・稲川牧場 トップ3を独占
 今回の公表では北海道川上郡美瑛町の株式会社 稲川牧場所有牛がトップ3を独占し、3頭全てがNTP+4000を越えるという快挙が達成された。
1位「ボヤンカ」 NTP4241
 トップを飾ったのは「デイベロツプ バトルクライ ボヤンカ 8405 ET」(北海道・(株)稲川牧場)であった。初登場の1位で現在3歳。ボヤンカはオランダで生産された受精卵を移植して誕生したバトルクライの娘牛で産乳成分、乳量が特に優れている。
2位「プリン」 NTP4178
 続く2位、3位も稲川牧場所有牛で、2位の「デイベロツプ ゲートダンサー プリン 8172 ET」は前回の5位よりランクアップ。自家生産牛でゲートダンサーの娘牛のプリンは決定得点や乳器など、体型面に優れている。続いて、3位の「デイベロツプ バリスト リーデイア 7376 ET」は耐久性成分が2位と優秀である。リーデイアも1位ボヤンカと同様にオランダからの輸入受精卵で生産された。
群馬県・神沢 勤さん 5期連続都府県1位
 4位は「シヤングリラ ドアマン アニー ET」(群馬県・神沢勤さん)が入り、都府県においては1位であった。アニーは2019‐2月評価から5期連続で都府県1位を獲得したことになる。本牛は岡山県・吉原牧場で生産された受精卵を移植して誕生し、群馬の地で活躍を続けている。なお、母牛のチヤリデ アニー(岡山県・吉原直樹さん)も39位に入っている。
ボンドガール 5連覇ならず
 5位には5連覇が期待されていた「ロツクウ KB ボンドガール」(北海道・上野牧場)がランクインした。惜しくも記録は途絶えてしまったが、妹牛の6位「ボルゲーゼ」や2頭の01後倹候補種雄牛の弟牛がおり、本ファミリーの影響力が着実に増している。
都府県の優秀牛に目を向けると、4位「アニー」に続いて、静岡県・石川和博さんの「オークフイールド スタンリー エレガンス」が12位に入った。全国1位獲得経験のあるエレガンスは年型別記録・乳脂量の部でも部門1位の記録を持つ。10年台後半生まれの若い牛が上位を争っている中、2012年生まれの本牛の息の長い活躍には目を見張るものがある。続いて、福島県・(独)家畜改良センターの「パワーボール」16位など、トップ50の中に9頭が入る優秀な成績を収めた。

乳用雌牛評価成績2020−8月より抜粋(牛群検定参加牛のうちNTP上位牛)

 令和02年09月20日

後期審査日程
 
令和2年度後期審査日程

 令和02年09月20日

前期審査実施状況について
 前期審査実施状況は、新型コロナウイルス感染症の影響による前期実施期間の変更に伴い、10月号に掲載を予定している。

 令和02年09月20日

社員補欠選挙当選者
 兵庫県、愛媛県、熊本県及び鹿児島県の社員辞任に伴う補欠選挙が8月27日に実施され、無投票で当選者が決定したので公示します(敬称略)。
(第35区・兵庫県1)吉川 稔英
(第47区・愛媛県)楠 亮
(第53区・熊本県2)木 修治
(第56区・鹿児島県1)釘田 武



一般社団法人 日本ホルスタイン登録協会
The Holstein Cattle Association of Japan