令和02年03月20日

「コスモポリス」3期連続首位

-2020-2月 乳用種雄牛評価成績-

 (独)家畜改良センターは2月18日、乳用種雄牛評価成績2020―2月評価を公表した。
 今回の評価成績では精液供給可能種雄牛は61頭、新規種雄牛は総合指数(NTP)上位40頭に5頭が入った。
コスモポリスがNTP・産乳成分1位
  今回のNTP1位は3期連続でグリーンハイツ コスモポリス ETであった。コスモポリスは2018―8月評価で2位、2019―2月で1位、前回2019―8月でも1位となっている。
 本牛は産乳成分をはじめ、乳用強健性、乳器、決定得点が高く評価されている。2位には初登場のグリーンエンジエル ラークレスト JC スター ETが評価された。3位は前回2位のレイバー ナイアグラ パリツシユ ETがランクインした。
 産乳成分は前回に続きコスモポリス(NTP1位)が1位であった。2位はSW ナイアグラ(同7位)、3位はパリツシユ(同3位)であった。
 耐久性成分1位はプラスバーランド ブランデイ チエダー ET(同37位)であった。チェダーは乳器、決定得点も上位で体型形質の改良にも期待したい。2位は前回7位のパーリス(同6位)、3位は前回2位のスーパー マーレン(同31位)だった。
 疾病繁殖成分はJC スター(同2位)が1位であった。2位は前回3位のパーリスであった。
 長命連産効果は4期連続でモーニングビユー SHTL ソクラテス ETが1位、2位も前回と同じくテイーユー フエイス フアツトボーイであった。
新規種雄牛は5頭
 今回の公表で新たに選抜された種雄牛は5頭で、その最高位は2位のJC スター(ジエイシー×フエイスブツク)は産乳成分4位、疾病繁殖成分1位であった。5位マエストロ(ストーン×スーダン)は乳代効果1位、乳量・無脂固形分量・乳蛋白質量の全てで1位、耐久性成分5位であった。8位バラード(タンゴ×スーパーステイシヨン)は耐久性成分、疾病繁殖成分、長命連産効果の改良に期待が持てる。17位コールマン、22位カーニバル(共にスノー×スーダン)であった。
 トップ40の中で、父牛別ではスーパーサイアー4頭、エピツク、スーダン、ナイアグラ、ブツケムが3頭であった。

表 乳用種雄牛評価成績2020-2月(供給可能・国内種雄牛NTP40)

  令和02年03月20日

2019年次 年型別乳量・乳脂量

杉浦尚さん日本記録更新

 平成31年1月〜令和元年12月末までに日本ホル協で検定成績証明された中から、各年型別に乳量・乳脂量(2回搾乳)の全国トップ牛をとりまとめた。
 今回日本記録を更新したのは杉浦尚さん(北海道帯広市)所有牛「YKT テツチエ マーゴ」、4.5年型305日、乳量2万2723sであった。この日本記録の更新は10年ぶりで、前回記録を958kgも上回る素晴らしい成績となった(記録更新牛は表の名号の前に*印で表示)。またこの牛は表中、全年型を通じての最高乳量でもあり、その記録は4.5年型365日で乳量2万5357s、乳脂量748s、乳脂率2.9%であった。
 牧場別では、昨年トップだった鈴木賢さんに続き、同農場の鈴木進さん所有牛が最多の6部門、鈴木牧場全体で見ると計8部門でトップの成績をあげている。

表 年型別乳量・乳脂量トップ牛(2019年全国、2回搾乳)

令和02年03月20日

全ブラ令和4年開催へ

全ホ改総会開く

令和元年度事業等報告
  全国ホルスタイン改良協議会(岡嶋建一郎会長)は2月21日、家畜改良事業団会議室において第41回通常総会を開き、前年度事業報告並びに収支決算報告、令和2年度事業計画案並びに収支予算案について協議し、すべて原案どおり可決承認された。
 事業報告では、ジャジング・スクールを群馬県で開催するため、地元乳牛改良協会並びに畜産協会の協力のもと準備を進めていたが、令和元年9月に国内で26年ぶりとなるCSF(豚熱)の感染が確認され、その後も感染の範囲が拡大していたことから、家畜防疫・衛生面に配慮して開催中止(自粛)したことが報告された。これにより、メイン行事であるジャジング・スクールを開催しなかったことで、当該年度の収支が大幅に減少したことが報告された。
ジャジング・スクール 改めて群馬県で開催
 本年度事業計画では、ジャジング・スクールを改めて群馬県で開催することについて協議し、同県ではCSFの感染が確認されていないことに加え、豚への感染リスクが高い地域においては、ワクチン接種を実施することでCSFの発生を予防していることから、昨年開催を見送った群馬県において令和2年5月29日(金)〜30日(土)の2日間、令和2年度ジャジング・スクールを開催することを提案し可決承認された。なお、全国的に感染の範囲が拡大しているコロナウイルス感染症については、その動向を注視しつつジャジング・スクールの開催に備えることが極めて重要であると付け加えられた。
 また、会員の拡大推進について、エリートジェネティクス株式会社(細野淳代表取締役)から入会申し込みがあったことを報告し、新たな賛助会員として加入することが可決承認された。加えて、第15回全日本ホルスタイン共進会の開催推進として前回の北海道大会と同様に、ホルスタイン種第1部から第12部までの出品牛で1等賞1席に入賞したものに対し、副賞を贈呈することが報告された。なお、引き続き、セミナー・酪農講演会を開催すること、国内優良遺伝子の有効活用が図れるよう情報発信を行っていくことが報告され、全て提案どおり可決承認された。
令和4年に第10回全日本B&Wショウ開催へ
 その他、協議会規約第15号に基づく議長の選出・就任について協議が行われ、これまでは協議会長が議長となると規定されていたが、次回からは出席会員から会長が選出した者が議長として就任すること、全日本ブラックアンドホワイトショウについては、前回大会となる第9回を予定より1年遅れた平成30年(2018年)に開催したが、次回第10回は当初の予定から5年後の令和4年(2022年)に開催することが報告された。なお、認定ジャッジマンは、5年に2回のジャジング・スクール参加を認定ジャッジマン規定により義務付けているが、条件を満たせずその資格を失効した者に対する救済措置として、再度ジャッジマン認定を希望する者は、一定の条件を満たした者に限り、再認定することを認定ジャッジマン規定に内規すると報告された。
酪農講演会
 通常総会の記念講演として、(公社)北海道酪農検定検査協会乳牛検定部電算課長の山口諭氏を講師に招き、「乳用牛のゲノミック評価および牛群検定(後代検定)の現状とその有効活用」と題し、講演が行われた。

   令和02年03月20日

今後の行事

-日本ホル協-

◇第16全共第9回検討会
 4月2日、宇都宮市内
◇第15全共実務者会議
 4月、宮崎市内
◇第15全共幹事会
 5月、宮崎市内
◇第15全共総会
 5月22日(予定)、宮崎市内
◇令和元年度決算監査会
 5月22日、日ホ会議室
◇第299回理事会
 6月5日、日ホ会議室
◇第300回理事会
 6月23日、中野サンプラザ
◇第301回理事会
 6月23日、
 中野サンプラザ
◇第70回通常総会
 6月23日、中野サンプラザ
◇第15全共出品委員打合会
 7月2日(予定)、都城地域家畜市場
◇地区別登録委員研修会・夏期登録事務担当者会議=7月上旬、8月下旬〜9月予定
◎東北地区=岩手県
◎関東地区=東京都、日ホ会議室(事務担当者会議のみ)
◎中部・北陸地区=愛知県
◎近畿地区=兵庫県
◎中国・四国地区=広島県
◎九州地区=佐賀県
世界会議1年延期
 本年3月23日から6日間、スイス・モントレーで開催予定していた世界ホルスタインフリージアン連盟(WHFF)主催の2020年世界ホルスタインフリージアン会議は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大のため、来年3月23日〜28日に開催を1年間延期した。
 WHFFは世界各国のホルタイン及び赤白ホルスタイン種牛の登録団体が加盟し、近年は近交係数の上昇や遺伝的不良形質のコード化、ゲノミック評価等に関連した最近の課題、体型審査基準の国際調和を進める機関であり、世界40か国が加盟し、アジアからは日本とイスラエルが参加している。

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 今後の行事については新型コロナウイルス感染症対策の基本方針に基づき、開催方法の変更や延期の可能性がありますのでご注意ください。

  令和02年03月20日

審査日程

令和2年4月〜令和2年7月



審査日程(令和2年4月〜令和2年7月)


一般社団法人 日本ホルスタイン登録協会
The Holstein Cattle Association of Japan