令和元年09月20日

第15回全共・九州沖縄大会に向けて

確認!出品条件
Q&A

 令和2年10月31日(土)から11月2日(月)までの3日間、第15回全日本ホルスタイン共進会・九州沖縄ブロック大会が開催される。前回の北海道大会から早くも4年が経過しようとしている。今大会は、九州・沖縄の8県が共同で開催する初のブロック大会である。開催地の宮崎県は2010年の口蹄疫から来年で10年目の節目を迎える。この大会では、宮崎の酪農・畜産の復興を広くアピールするとともに、九州・沖縄管内1500戸の酪農家が牛乳の生産向上や乳牛改良にかける意欲と熱意を全国に強く発信する大会となる。また、前回同様に、我が国の後代検定事業の推進の一環として、後代検定参加種雄牛の娘牛の部を設けるとともに、酪農後継者の育成を担う高等学校特別枠による出品奨励などが設けられている。出品に関する詳細は、日本ホル協又は都道府県登録取扱団体まで問い合わせ願うが、ここでは出品に関する主なQ&Aを紹介したい。
Q1.出品申込の締切日は?
A.令和2年9月24日(木)まで。
Q2.血統登録申請牛は?
A.血統登録申請中のものは出品できない。したがって、必ず両耳に所定の耳標を装着して各都道府県で審査選定が開始される令和2年4月までに、確実に血統登録申込みを行い、出品申込締切日までに、血統登録証明書が手元に届いていること。また、出品牛の飼養地と審査会場への搬入・搬出に際しては、(独)家畜改良センター宛に各自で転入・転出報告を行うこと。
Q3.1農家の出品は何頭まで?
A.ホルスタインの一般枠には1戸2頭まで出品できる。ただし、第1、2、5部(後代検定娘牛の部)と第13〜14部(ジャージーの部)に出品する牛は1戸何頭までという制限はない。したがって、1農家でホルスタイン一般枠(2頭以内)に加えて、後代検定娘牛の部やジャージーの部にも出品することが可能。
Q4.シンジケート所有牛の取扱いは?
A.会員登録済のシンジケートは1会員とみなし、便宜、ホル一般枠では「1シンジケート2頭以内」とする。シンジケート所有牛を「ホル一般枠」に出品する場合は、その構成員でこの牛の飼養者からの出品となり、シンジケート所有牛を含めて1戸2頭まで出品できる。シンジケートからの出品牛は出品者個人名またはシンジケート名の何れかで表記する。
なお、これらの出品に加えて、後代検定娘牛の部やジャージーの部への出品に係る頭数の制限はない(Q3参照)。
Q5.後代検定娘牛は、一般クラスにも出品可能か?
 A.後代検定娘牛を一般枠に出品することは可能だが、同じ牛を「後代検定娘牛の部」と「一般枠の部」に重複して出品することはできない。
後代検定娘牛の部は、第1部(未経産生後12月齢以上14月齢未満)、第2部(同14月齢以上16月齢未満)、第5部(経産3歳未満)の3クラスで、後代検定済みまたは同候補種雄牛(過去の候補種雄牛を含む)の娘牛が対象。出品牛の産地及び飼養期間はQ7を、検定条件はQ11を参照。
Q6.高等学校特別枠の対象は? 何頭まで出品できるか?
A.対象は高校(専門学校や短大、大学は対象から外す)。この特別枠はホルスタインの一般枠や後代検定娘牛の部に出品しない高校に割当てられ、1校1頭の出品。なお、高校が、この特別枠ではなく一般枠や後代検定の部に出品することは可能だが、高校枠に重複出品することはできない。高校からの出品に対しては、特別賞を贈呈する予定。
Q7.産地や飼養期間の条件は?
A.第1〜4部(未経産)は自県産で、出品者が令和2年9月30日まで引き続き6か月以上所有し、飼養していなければならない。第5〜12部(経産)は国内産で、出品者が令和2年9月30日まで引き続き1年以上所有し、飼養していること、また、ジャージーの部出品牛(第13〜14部)は国内産で、出品者が令和2年9月30日まで引き続き6か月以上所有し、飼養していることが条件。
Q8.飼養期間は、具体的にはいつから?
A.飼養期間は日本ホル協の登録牛移動証明および牛個体識別全国データベース(出生または転入報告)によって確認する。具体的には、@「出品者が引き続き6か月以上所有し飼養」とは、令和2年3月31日以前から所有し飼養していること、A「出品者が引き続き1年以上所有し飼養」とは、令和元年9月30日以前から所有し飼養していること。
Q9.飼養期間中の預託は可能か?
A.Q7、Q8にいう「飼養期間」とは、「出品者が所有し飼養している期間」であり、育成牧場等への預託期間を「飼養期間」に含めることはできない。したがって、出品予定牛を育成等で預託している場合は、Q8の@Aの飼養期間以前に預託先から引き揚げること。
Q10.生後19月齢以上の未経産牛は
妊娠確実でなければならない?
A.はい。生後19月齢以上の未経産牛(第4部)は妊娠確実であることが条件。なお、種付けの日を含めて180日以上で流・早産したものは経産牛とする。
Q11.出品牛や母牛に、検定の条件があるのか?
A.ホルスタインとジャージーの各部には、日本ホル協の検定成績証明申込みまたは証明済みという条件がある(乳量等の基準はない)。牛群検定を実施しているだけでは条件を満たさない。
検定条件はホルスタイン、ジャージーとも共通で、@22月齢未満の未経産牛は、出品牛の母牛が検定成績証明を申込中または証明済みであること、A30月齢未満の経産牛は本牛が検定成績証明申込中であること、B30月齢以上48月齢未満の経産牛は、本牛が検定成績証明を申込中または証明済みであること、C48月齢以上の経産牛は、本牛が検定成績証明済みであること。
Q12.検定成績証明を取得しているかの確認は?
A.確認は、日本ホル協または最寄りの都道府県登録取扱団体へ。出品申込の締切時点(令和2年9月24日)でQ11の検定条件を満たしていなければ出品できない。
出品を見込んでいる牛で検定条件を満たしていないものは、時間的な余裕を考えて、遅くても令和2年7月31日(厳守)までに検定成績証明を申込むこと。
 なお、48月齢以上の出品牛(第10〜12部、第14部の一部)は、「検定成績証明済み」が条件なので、既に検定終了または令和2年9月18日(出品申込締切の前週末)までに検定の終了(公式記録で検定期間が305日以上のもの、または305日未満で乾乳、疾病、除籍のため検定を終了または中止したものをいう)が見込まれるものとする。牛群検定農家(立会)で検定を確実に実施していれば、過去の検定記録をもって検定成績証明を申込むことができる。
Q13.出品牛の衛生・防疫関係は?
A.「第15回全共衛生対策要領」に基づいて徹底する。
 出品牛の衛生条件として、@居住している都道府県を出発する72時間以内に、家畜防疫員の臨床検査を受け、健康であることの確認、A結核病、ブルセラ病、ヨーネ病の検査を実施していること、B炭疽、牛流行熱、イバラキ病、牛異常産(3種混合不活化ワクチン又は4種混合不活化ワクチン)、牛呼吸器病(5種混合生ワクチン又は6種混合ワクチン)の予防注射を実施していること、C真菌症の皮膚病及びイボ等の体表異常がないことの確認、D搬出時に、宮崎県家畜衛生担当者による健康状態の確認が義務付けられている。
 出品牛を搬入する際には、登録証明書(写)、所定の出品牛検査・予防注射証明書および臨床検査確認書を提出願う(出品牛検査・予防注射証明書は事前に宮崎県都城家畜保健衛生所あてにFAX要送付)。
Q14.出品者の服装や出品マナーは?
A.「出品作法の遵守」として、守るべき出品牛/出品者マナーを定めている。出品牛の欠点を隠すための牛体への不自然な整形・調整や体毛操作(つけ毛や植毛)、異物挿入、過度の給水等の不正な行為を絶対に行わないこと。
 また、「背線や尾根部の毛の長さは3cm未満」、「乳房へのオイル、ジェル、艶出し等を使用禁止」としている。出品者の服装は上下とも白色のもので、牧場名等の文字の入っていないものを着用する。なお、公正な条件下で審査が行われるよう、会期中には監視員による巡回確認を行う。
 詳細は一般社団法人日本ホルスタイン登録協会(03―3383―2501)、または、日本ホル協Webサイトまで。

令和元年09月20日

元年10月より ホルスタイン種雄牛

登録番号=耳標番号

5桁から10桁へ

 
 ホルスタイン種雄牛の登録番号は、日本ホル協が独自に付番した5桁番号を使用しているが、雄牛は血統登録の前に、遺伝病や親子判定、SNP検査などの遺伝子型検査が必須であり、その際には耳標の10桁番号を使用している。その後、血統登録する際に、耳標の10桁番号で受けた検査結果を5桁番号に変換しているが、この時、情報の結合や個体確認において誤りが起こりやすい要因となっていた。
 この状況を改善するために、令和元年10月よりホルスタイン種雄牛の登録番号を耳標の10桁番号に変更することになった。従来からの5桁番号は授精用略番号として日本ホル協が管理・付番し、後代検定符号(JP―H)とともに利用できる。10月1日以降に血統登録証明した雄牛の授精用略番号は60001から連続付番し、血統登録証明書の右上欄外に表示する。
 なお、過去5 桁番号で血統登録証明したものについては、10桁への変更は行わない。


雄牛の新しい血統登録証明書の見本


 令和元年09月20日

ロボット適合性調査始まる

全国で5千頭実施予定


 日本ホル協では乳用牛群検定全国協議会が国からの補助を受けて実施する事業のうち、ICT化機械装置(特に搾乳ロボット)に適合した家畜生産のための調査として、平成31年度よりロボット適合性に係る体型審査(以下、「ロボット調査」という)を実施することになった。
事業の目的
 本事業では、搾乳ロボット等の規格に合った乳用牛を作出するため、ロボット調査並びにロボット搾乳状況調査を実施し、遺伝的な面を考慮したうえで体のサイズ、乳房・乳頭等の形状および搾乳性等のデータを収集する。また、それから得られる情報に基づき、搾乳ロボット等の規格に合った乳用牛の改良を効率的に推進するため、ロボット適合性指数等を作成する。
 ついては、通常の牛群審査等の日程に併せてロボット調査を実施するので、協力願いたい。
調査実施対象牛
 主に搾乳ロボットを導入した牛群検定農家に飼養されている登録牛(搾乳中の初産から3産まで)を対象にする。また、対照のために搾乳ロボットを導入していない牛群検定農家で飼養されている登録牛でも、調査を実施する場合がある。
調査実施対象農家
 対象農家は、体型調査および歩様調査に協力頂いている農家とする。但し、事業の関係上、体型調査および歩様調査と同時に実施できないことから、ロボット調査だけの「調査対象農家リスト」を作成して支部承認団体に送付するので、調査に協力していただける農家を調整して頂きたい。
調査実施方法
 実施頭数は全国で5千頭以内とし、1農家最大20頭までとするが、調査農家の飼養頭数や協力農家依頼戸数によっては、この限りではない。
 ロボット調査では従来の形質の他に、新たな線形形質として寛幅と底面高(乳房底面の高さ)を追加して調査する。
 なお、搾乳ロボット農家での調査では、牛群の状況および調査した牛の搾乳ロボットへの行動や、体型が適合している等についての簡単な聞き取り調査を実施する。調査票は事前に送付するので、調査前までに記入して頂きたい。


左「寛幅」と右「底面高」の例


 令和元年09月20日

全共を写真で振り返る5

 

令和元年09月20日

第15回全共

九州・沖縄ブロックまで



一般社団法人 日本ホルスタイン登録協会
The Holstein Cattle Association of Japan