平成31年03月20日

トップはコスモポリス

−2019・2月国内種雄牛評価−
 (独)家畜改良センターは2月19日、乳用種雄牛評価成績2019―2月評価を公表した。今回の評価成績では精液供給可能種雄牛は68頭、新規種雄牛は総合指数(NTP)上位40頭に7頭入った。ここでは、国内のホルスタイン雌牛集団を効率良く遺伝的改良するための指標であるNTPトップ40について、その概要を紹介する。
評価モデル変更
 今回の遺伝評価の公表では2018―12月の国内評価(雌牛)に実施された体型形質と繁殖形質の遺伝的能力評価モデルの変更が適応されている。
NTP・産乳成分1位は
コスモポリス
 今回のNTPトップはグリーンハイツ コスモポリス ETで父はモーグルと母方祖父(MGS)はオブザーバーから生産された。コスモポリスは2018―8月に新規で2位に評価されている。乳脂量4位、乳蛋白質量が1位で、体型においては乳器が4位と産乳と乳器の改良の期待が持てる。2位のウインザーマナー SW ナイアグラ ET(父ナイアグラ×プラネツト)は前回2018―8月評価から順位を2つ上げた。乳代効果、乳量および乳脂量がすべて2位という評価であった。3位のレイバー ナイアグラ パリツシユ ET(父ナイアグラ×シヨトル)は2016―8月に初登場15位より後、上位10以内にキープしている。

 産乳成分でも1位がコスモポリス(NTP1位)となり、2位は前回と同じくSW ナイアグラ(同2位)、3位は新規のドリーミー クツキー モンスターハンター ET(同5位)であった。
 耐久性成分1位はオムラ ブラウニーET(NTP38位)、2位は新規のテイーユー フエイス フオワード(同32位)、3位はグランデイール バズ スーパー マーレン(同26位)となった。
 疾病繁殖成分は新規のテイーユー フエイス フオワード(同32位)がトップであった。
長命連産効果は
ソクラテス
 形質別では、モーニングビユー SHTL ソクラテス ET(NTP20位)が2期連続でトップとなった。2位はサンワード スーパー エモーシヨン ET(同15位)、3位テイーユー フエイス フアツトボーイ(同9位)であった。
新規種雄牛は7頭
 今回の評価ではNTPトップ40に新たに種雄牛の仲間入りしたのが7頭であった。その中での最高位は5位のドリーミー クツキー モンスター ハンター ET(ハンター×プラネツト)で、乳代効果、乳量、無脂固形分量が1位と優れた泌乳能力を備えている。19位のトツプジーン KTCSO エピロツタ ETは肢蹄4位、乳器10位で耐久性に期待できる。21位のバハマーンは乳器3位で改良に期待できる。22位のザウルスは乳器が1位、決定得点が4位と体型の改良に効果を発揮する。他には23位スーパーレオ、28位クラマー、32位フオワードである。
父牛はブツケムと
スーダン
 NTP40を父牛別に見ると、ブツケムとスーダンがそれぞれ6頭ずつであった。


表 乳量種雄牛評価成績2019−2月PDF

平成31年03月20日

乳量で日本記録を更新

鈴木賢さん(北海道)

 平成30年1〜12月末までに日本ホル協で検定成績証明された中から、各年型別に乳量・乳脂量(2回搾乳)の全国トップ牛をとりまとめた。
 今回は鈴木賢さん(北海道芽室町)所有の2頭が、それぞれ2部門、計4部門で日本記録を更新する素晴らしい成績となった(表の名号の前に*印で表示)。表中、全年型を通じての最高乳量は、鈴木賢さん所有の「ベルスマート SS カリーウエブ ET」で、3年型365日で乳量2万4737s、乳脂量876s、乳脂率3.5%であった。
 牧場別では、昨年トップだった鈴木進さんに続き、同農場の鈴木賢さん所有牛が最多の6部門でトップの成績を挙げている。
「メガミ」「カリーウエブ」
歴代記録大幅更新
 歴代記録を更新したのは鈴木賢さん所有の「ベルスマート スイート カカー メガミ ET」が乳量2年型305日、365日の2部門で、前者は13年ぶりに、後者は12年ぶりに日本記録を更新した。もう一頭の更新牛は「ベルスマート SS カリーウエブ ET」で乳量3年型305日、365日の2部門で、14年ぶりの更新となった。いずれも前回記録を1500〜2000sは上回る好成績で、来年以降の記録更新にも期待が持てる。


表 年型別乳量・乳脂量トップ牛のPDF

平成31年03月20日

第40回 通常総会

全国ホルスタイン改良協議会

−会長に岡嶋建一郎氏が再任−
30年度事業等報告
 全国ホルスタイン改良協議会(岡嶋建一郎会長)は2月22日、家畜改良事業団会議室において第40回通常総会を開き、前年度事業報告並びに収支決算報告、平成31年度事業計画案並びに収支予算案、任期満了に伴う役員の改選について協議し、全て原案どおり可決承認された。
 事業報告では、第9回全日本ブラックアンドホワイトショウをセントラルジャパンホルスタインショウと初めて共同開催し、全国35都道府県206頭出品のもと体型資質の改良水準の比較検討を行ったことが報告された。また、後代検定出品牛に対し普及奨励を行うとともに、後継者育成を目的としたリードマン講習会とリードマンコンテストに加え、学校チャンピオン並びに最優秀学校決定審査を初めて実施したことが報告された。
 次に、岡山県で12年ぶり4回目のジャジング・スクールを開催し、おかやまホルスタイン改良同志会並びにおかやま酪農業協同組合協力のもと、全国から総勢146名の参加により盛会に開催されたことが報告された。
 本年度事業計画では、ジャジング・スクールを群馬県で開催すること、セミナー・酪農講演会については、時々刻々と変わる世界・国内情勢について研修会を開催し、また、国内優良遺伝子の有効活用が図れるよう情報発信を行っていくことが報告された。
新会長に岡嶋建一郎氏
 役員の任期満了に伴う改選が行われた。1期3年間に渡り会長を務めた岡嶋建一郎氏(大分)が引き続き会長に就任したほか、新たな役員の執行体制は次のとおりとなった。
【新役員】(敬称略)
 
  • 会長
     岡嶋建一郎 (大分)
  • 副会長
     小林紀彦(新・北海道)
     中六角保広(岩手)
  • 副会長
     小林紀彦(新・北海道)
  • 理事
     荒井新吾(新・神奈川)
     高橋直人(静岡)
     山田光雄(兵庫)
     山本真五(新・岡山)
     井上泰一(新・徳島)
  • 代表監事
     土屋敦敬(愛知)
  • 監事
     橋憲二(新・千葉)
     岡村宙博(新・鳥取)
新たに4名を認定
 全国ホルスタイン改良協議会の認定ジャッジマンは、大久保大輔氏(北海道)、渡辺雄大氏(宮城)、片倉幸一氏、澤田将来氏(神奈川)の4名が認定された。全国のショウリングで活躍の場が広げられるよう、共進会・B&Wショウでの活躍に期待したい。
酪農講演会
 通常総会の記念講演として、帯広畜産大学家畜生産ユニット准教授萩谷功一氏を講師に招き「我が国の後代検定事業とゲノミック評価」と題し講演が行われた。

平成31年03月20日

今後の行事

−日本ホル協−

◇第15全共実務者会議
 4月11・12日、宮崎県、都城地域家畜市場
◇第15全共幹事会
 5月9日、宮崎市内
◇社員選挙
 5月23日、各選挙区
◇社員選挙管理委員会 
 5月24日、日ホ会議室
◇第15全共実行委員会総会
 5月24日、宮崎市内
◇平成30年度決算監査会
 5月24日、日ホ会議室
◇第295回理事会
 6月7日、日ホ会議室
◇第296回理事会
 6月21日、東京都、中野サンプラザ会議室
◇第69回通常総会
 6月21日、東京都、中野サンプラザ会議室
◇地区別登録委員研修会・夏期登録事務担当者会議=7月中旬〜8月上旬予定
◎東北地区=福島県
◎関東地区=東京都、日ホ会議室(事務担当者会議のみ)
◎中部・北陸地区=三重県
◎近畿地区=奈良県
◎中国・四国地区=高知県
◎九州地区=鹿児島県
◇中央審査研究会
 9月25〜27日予定、北海道内
◇ジャジング・スクール
 11月26〜28日、群馬県

平成31年03月20日

社員選挙のお知らせ

 任期満了に伴う社員選挙を5月23日に実施いたします。詳細につきましては5月2日に当協会Webサイトで公示するとともに各支部・承認団体において掲示します。

 平成31年03月20日

審査日程



一般社団法人 日本ホルスタイン登録協会
The Holstein Cattle Association of Japan