平成30年02月20日

30年度重点事業

〜東西2地区で開催〜

−日本ホル協社員会議−
 日本ホルスタイン登録協会は、平成29年度社員会議を東日本と西日本の2地区で開催し、今年度の中間事業概況、30年度事業計画骨子(案)などの報告・承認を得た。
東西2地区で開催
 日本ホル協では、会員酪農家から選出された社員を対象に、登録事業の概況や来年度の実施計画を伝達するとともに、会員からの意見要望を聞いて登録の普及拡大や会員相互の連携強化を図るため、都府県を2つに分け東西で社員会議を開催している。東日本地区は2月2日に東京都内において44名、西日本地区は1月26日に福岡市内において41名の社員と関係者が出席して行われた。
 議事に先立ち、前田会長から、昨年は九州北部豪雨により粗飼料の流出や停電によるバルク乳の廃棄など、多くの酪農家の方が被害をこうむりました。ここに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。また、登録推進に協力いただいた皆様方に対して感謝申し上げます。と挨拶が行われた。
都府県血統17%増
 昨年12月末の血統登録申込みは全国で155,700頭、前年対比105%と3年連続で増加を示した。地域別では、北海道が123,194頭で同102.2%と増加し、都府県は32,537頭で同117.7%と大幅な増加を示した。
 また、現在の都府県の自動登録普及率は60.8%で、昨年より0.9ポイントの増加であるが、より一層の推進をお願いした。
30年度事業骨子(案)
 来年の主な重点事業骨子(案)について
  1. 登録振興対策では血統登録は自動登録の推進を図り、牛群審査をはじめ各種登録・証明の普及拡大に努める。
  2. ゲノミック評価については、昨年度から牛群検定を実施している自動登録農家に対して、自動登録同時SNP検査申込みによる登録料金の優遇を引き続き行い、SNP検査の普及に努め、遺伝的改良の推進を図る。
  3. Webサイトを活用して各種情報等の充実に努める。
  4. 世界ホルスタイン・フリージアン連盟の評議員会議に参加し、加盟国との情報交換に努める。
  5. 国が実施する「家畜改良推進事業」の遺伝的改良に係わる体型データの収集について積極的に協力する。
  6. 家畜改良事業団より委託された「乳用種雄牛後代検定推進事業」に必要な近交回避資料、能力調査を作成して提供する。
  7. 家畜改良事業団より委託された「酪農経営安定対策補完事業」に必要な血縁矛盾調査とゲノミック評価手法開発及び検証を実施し報告する。
  8. 乳用牛群検定全国協議会より委託された遺伝評価値計算に必要な血縁ファイルを同協議会へ提出する。
  9. JRL助成事業に昨年度から3年間、「乳用牛DNA情報による長命連産性向上事業」を実施し、30年度は体型測尺や歩様を含む体型審査・SNP検査のデータ収集を行い、発育性や肢蹄形質と長命連産性の遺伝的関係を調査する。
  10. 地区別登録委員研修会を7〜8月に開催する。
  11. 2020年に開催の第15回全共の九州・沖縄ブロック開催に向け、実行委員会と連携して準備を進める。
などの報告があった。
任期満了に伴う役員改選(案)
 役員の定数は役員候補者選出規程に基づき算定し、北海道2、東北3、関東3、北陸1、中部2、近畿1、中国2、四国1、九州3となり、現行定数と同じ。この定数は、3月23日開催の理事会で正式に決定する。
第15回全共について
 平成32年10月31日からの第15回全共・九州・沖縄ブロック大会開催を目指して昨年10月に全共実行委員会を設立し、全共開催の本格的な準備を進めていく。
「牛白血病・感染と発症の実態」講演
 この会議では「牛白血病・感染と発症の実態」と題し、稲垣靖子先生に講演を行っていただいた。稲垣先生は、神奈川県湘南家畜保健衛生所長等の要職を歴任後、社会人大学院生として東京大学大学院農学生命科学研究科に入学し牛白血病発症に関する遺伝学的研究を行なっている。
 講演の主な内容は、
  1. 牛白血病とは
  2. 個体識別番号を利用した疫学調査
  3. 抵抗性に関する家畜育種学的アプローチ
  4. 感染と発症に関与する遺伝子の探索
であった。
 牛白血病はと畜場での発見が主で発症率は1%に留まる。また、乳牛感染率は40%、発症牛のいた農場の感染率は高い。牛白血病の遺伝率は分析の結果0.19と推定された。新たな牛白血病対策として、発症抵抗性に関する遺伝的改良の可能性を示した。今回の研究には神奈川県だけのデータであったが、今後更なると畜場等のデータ提供が不可欠であるとした。

平成30年02月20日

生涯乳量

−都府県30年1月−
 30年1月に都府県で検定成績証明されたものの中から、別表には生涯乳量5万`以上の高記録牛34頭を示した。今回は上位2頭が総乳量(M)10万`を突破した。
1位星野和司さん(群馬県)
 生涯乳量トップは、星野和司さん(群馬県)所有「キヤプテン オプシヨン ロジツク 239 3」(平13.7.24生)の検定回数11回で検定日数4,228日、M162,514`、総乳脂量5,473`、平均乳脂率3.4%、総乳蛋白質量5,022`であった。今回の記録は、11産目の検定成績証明を申請したことによるもので、群馬県内歴代1位、都府県歴代4位となる素晴らしい記録となった。
2位兜z田牧場(宮城県)
 2位は、兜z田牧場(宮城県)所有「マナツル ブラス ジユリア フタゴ」(平15.10.21生)で、9乳期でM122,841`を達成し自身の持つ宮城県内歴代記録を更新した。
 また、5.13位の陰山光彦さん(鳥取県)、6位の石川和博さん(静岡県)、9位の真鍋正隆さん(熊本県)、21位の松島太一さん(熊本県)、22位の植木靖さん(栃木県)所有牛をはじめ11頭が審査得点90点以上を獲得しており、体型においても優れた成績を残している。


PDF版

平成30年02月20日

エレガンス2期連続トップ

−2017-12月国内雌牛評価成績−
 平成29年12月19日に国内雌牛2017-12月遺伝評価値が公表された。そのうち、全国15位までと都府県で飼養されている上位牛の一覧を示した。
1位「エレガンス」(静岡県・石川和博さん)
 前回の公表で都府県初の1位となった「スタンリー エレンガンス」が連覇を達成した。祖母は乳脂量部門で多くの歴代記録を持つ優秀なファミリーである。
2位「ミツチー」(北海道・平野洋巳さん)
 今回の2位も前回と同様に「ミツチー ボルトン」であった。同じファミリーからは7位に「ドーブ」(妹牛)、12位に「チヤンプ」(娘牛)。
 その他、都府県上位牛では15位に「ヒラリー」(宮崎県・前原和明さん)が入った。


PDF版

平成30年02月20日

「検定成績優秀牛」

−都府県、平成30年1月証明分F偏差値−


一般社団法人 日本ホルスタイン登録協会
The Holstein Cattle Association of Japan