平成29年07月20日

21年ぶり都府県記録更新

(有)川名デーリィ(千葉県)

−生涯検定29年6月分とりまとめから−
 29年6月に都府県で検定成績証明されたものの中から、別表には生涯乳量5万kg以上の高記録牛17頭を示した。今回は都府県歴代記録が21年ぶりに更新され、上位7頭が総乳量(M)10万kgを突破した。
1位 (有)川名デーリィ(千葉県)
 生涯乳量トップは、(有)川名デーリィ所有「ネザーランド ニツクマン フエイアーク」(平13.8.5生)の検定回数12回で検定日数4,214日、M18万2,068kg、総乳脂量(F)6,401kg、平均乳脂率(F%)3.5%、総乳蛋白質量(P)6,070kgであった。今回の記録は、初産〜12産目までの検定成績証明を一括申請したことによるもので、都府県歴代1位(全国3位)と平成8年に証明されこれまで21年間1位を堅持してきた田中泰彦さん(鳥取県)所有の「ロイブルツク ハイアー エレン」の生涯乳量を1万5千kg以上も更新する驚異的な記録となった。
 本牛の記録達成までの軌跡を紐解くと本牛から数えて9世代前の昭和30年生まれの導入牛まで行き着く。その導入牛を基礎として代々、国内種雄牛が交配され、ニツクマンの娘として生を受けた。初産次から乳量1万2千kgを超え、産次平均1万5千kgを超え、新記録の達成に至った。
 残念ながら本牛は今年の4月に亡くなってしまったが、4頭の娘牛をはじめひ孫世代まで多くの後継牛を残しているので今後のファミリーの活躍を期待したい。
2位 宮野晃好さん(岡山県)
 2位は、宮野晃好さん所有「ムラオカ デユランゴ アジソン」(平16.12.4生)の検定回数8回で検定日数3,346日、M12万6,349kg、F4,271kg、F%3.4%、P4,114kgであった。今回の記録により、同県内の歴代1位となった。
3位 内藤秀之さん(岡山県)
 3位は、内藤秀之さん所有「1 ジヨイウイル デイクシーリー ベイスター」(平12.10.17生)の検定回数12回で検定日数4,588日、M11万4,957kg、F4,599kg、F%4.0%、P3,823kgであった。
 前述の他、4位長恒充さん(岡山県)、5位難波睦さん(岡山県)、6位鈴木正さん(新潟県)、7位(有)佐賀牧場(岡山県)所有牛もM10万kg突破となる素晴らしい成績を残している。
 この他、10位佐野茂樹さん(岩手県)、14位佐藤晃さん(茨城県)所有牛は、審査得点EX(90点以上)を獲得しており、体型においても優れた成績を残している。
 今回の成績上位牛の多くは一括して証明した牛たちです。皆様の牛群にも素晴らしい成績を収めた愛牛がいるはずです。検定証明を行って全国の同士に紹介してはいかがでしょうか。

平成29年07月20日

「審査得点93点獲得」

−岡山県・(株)ミルクファクトリーキシモト−
 5月に実施した岡山県の前期牛群審査において、岡山県勝田町の(株)ミルクファクトリーキシモトの「ノースフイールド ローリン リツキー」(平22.6.4生、4産、父:ローリン)が高得点93点に評価された。
 リツキーは北海道無量谷牧場の生産牛で、その後岡山県の(株)ミルクファクトリーキシモトに移動。平成27年の岡山県後期牛群審査では3産で91点と評価された牛である。
 リツキーは体高・体長があり、きこう部はよく締まり、肋は深くて開張が良く、乳用強健性に富んだ牛であった。肢勢は正しく、輪郭鮮明で強い肢蹄であった。また、前後の付着が強く、特に後乳房においては高い付着で幅のある乳器であった。
 各部の得率は、体貌と骨格92点、肢蹄93点、乳用強健性94点、乳器92点。
 写真はデーリィマン社より提供

平成29年07月20日

平成28年度審査成績優秀牛群

 日本ホル協では、審査頭数を10〜29頭、30〜49頭、50頭以上の3クラスに分け、各クラス上位10牛群を毎年表彰しており、優秀な成績を収めた30牛群を別表に示した。
 審査頭数10〜29頭クラスでは(公財)郡山市観光交流振興公社(福島県)が審査頭数13頭(受検率92.8%)、平均得点86.5点、平均体型偏差値162.5で第1位を獲得した。このクラスでは、トップテンのうち農業高校4校が上位となる優秀な成績を収めた。
 審査頭数30〜49頭クラスでは古川豪樹さん(佐賀県)が、審査頭数46頭(受検率93.8%)、平均得点86.7点、平均体型偏差値159.2であった。古川豪樹さんはこの部門では平成24年度から5年連続してトップ獲得となった。
 審査頭数50頭以上クラスでは弓家直人さん(茨城県)が審査頭数58頭、平均得点85.6点、平均体型偏差値149.3で第1位に輝いた。

平成29年07月20日

「遺伝形質コード化などを協議」

−WHFF評議員会開く−
 世界ホルスタインフリージアン連盟(WHFF)の第34回評議員会議は5月3〜4日、オランダ・アムステルダム市内のホテルで開催された。この会議には、欧州から5名、北米2名、中南米1名、アジア1名(日本)、オセアニア1名の評議員が出席している。
 評議員会では、昨年3月末にアルゼンチンで開催された世界会議の報告や親子判定、繁殖関係、体型審査、登録の各ワーキンググループ(WG)からの報告、2016年度収支決算及び17年度予算案の承認、次回世界会議の準備等について協議を行った。
 親子判定では、インターブルの新しいサービス「GenoEX-PSE」への対応を協議。このサービスは、インターブルがICAR会員国の親子判定用SNPデータを一元管理し、会員国は有料で各国の親子判定SNPデータを利用するもので今秋から開始予定。連盟では、現行のマイクロサテライト法よりも安価で有効なSNPによる親子判定を推奨するが、このサービスについては、各国のSNP親子判定の普及度合いや費用面を考慮して、あえて推奨しないこととした。
 登録WGからは、遺伝的不良形質コードの表示に関して、HH1等のハプロタイプの表示の必要性と表示方法を協議したが、結論は先送りした。
 また、斑紋に関する話題として、「ラインバック」と呼ばれ、牛体側面の背線部分が尻部まで白くつながっている白黒斑牛が、北米でも出現している。アメリカではラインバック牛の登録組織があり、共進会も開催されている。この品種の起源は欧州であり、北米に渡ったものが地域的に繁栄したようである、といった話題があった。
 次回評議員会は、来年2月にニュージーランドで開催予定。

平成29年07月20日

「社員選挙 58名当選」

−日本ホル協−
 任期満了に伴う第3回社員選挙が5月24日に実施され、立候補した会員58名が当選されました。また、すべての選挙区で社員候補者の数が当該選挙区の社員定数を超えなかったため、社員選挙の投票は行われず、無投票で58名の当選が決定いたしました。その社員は次の方々です(敬称略)。

(北海道)中嶋隆司、中田和孝
(青森県)阿部亨
(岩手県)中六角保広、山口秀雄
(宮城県)渡辺博
(秋田県)佐藤篤右
(山形県)井上宏三
(福島県)浅川通、阿部 弘
(茨城県)木塚陽一
(栃木県)大瀧信夫、眞嶋大輔
(群馬県)真下豊、星野 和司
(埼玉県)岩ア真一
(千葉県)橋秀行
(東京都)北島隆
(神奈川県)荒井新吾
(新潟県)広川寛
(富山県)長井竜也
(石川県)高来直人
(福井県)田嶋敏
(山梨県)小澤英康
(長野県)小林政幸
(岐阜県) 渡辺修一郎
(静岡県)丸山満幸、高橋直人
(愛知県)土屋敦敬
(三重県)瓜生典寛
(滋賀県) 小林一弥
(京都府)冨田一岳
(大阪府)小西亨
(兵庫県)丸尾建城、塩見忠則
(奈良県)辻村崇
(和歌山県)中山庄司
(鳥取県) 川本正一郎
(島根県)和田健敏
(岡山県)吉原謙一、檜尾康知
(広島県)岩竹重城
(山口県)原田康典
(徳島県)井上泰一
(香川県)三井利広
(愛媛県)冨永優
(高知県)宮本勇清
(福岡県)中島清、本山龍一
(佐賀県)松本浩文
(長崎県)宮本貞治郎
(熊本県)松野克紀、富田睦夫
(大分県)岡嶋建一郎
(宮崎県)温水洋志
(鹿児島県)柿元博志、後堂芳治
(沖縄県)新里重夫

平成29年07月20日

「中央審査研究会参加者募集中」

−9月20〜22日・北海道「楽農学園大学」で開催−
 日本ホル協は、審査業務に従事する登録協会の支部・承認団体、行政機関のほか審査技術の向上を目指す指導者・技術者を対象として、中央審査研究会を開催する。(全共開催年は実施しない)
 研修内容は、審査標準研修の後、模範審査に始まり8頭の牛を使って、班毎に日本ホル協審査委員と研究。その後、研修成果を確認するため、4頭1組2セット、計8頭の牛について22の線形主要形質と13の線形調査形質の評価、4大区分の得率、決定得点の答案を提出し、結果を審査委員とともに研修する。

 ☆日時:9月20日(水)13時〜22日(金)12時
 ☆場所:北海道江別市文京緑町 「酪農学園大学」
 ☆会費:1万円
 ☆申込締切:8月18日(金)

平成29年07月20日

「検定成績優秀牛」

−都府県、平成29年5月証明分F偏差値−


一般社団法人 日本ホルスタイン登録協会
The Holstein Cattle Association of Japan