平成29年07月20日

「第15回全共規則決まる」

 一般社団法人日本ホルスタイン登録協会(前田勉会長)の第67回通常総会が、6月23日、東京都中野区の中野サンプラザで開催され、報告事項として平成28年度事業概況、平成29年度事業計画並びに収支予算、公益目的支出計画実施状況について確認され、提出議案の平成28年度決算報告、平成29年度役員報酬などの議案全てが原案通り可決承認された。
1 会期(第2条)
 会期は、第1期(平成32年4月1日〜9月23日)、第2期(平成32年9月24日〜11月2日)とし、最後の平成32年10月31日〜11月2日の3日間、宮崎県都城地域家畜市場で集合審査を行う。集合審査の日程は次のとおり。
  1. 10月31日(土)開会式、審査・講評
  2. 11月1日(日)審査・講評、最高位・名誉賞決定審査
  3. 11月2日(月)上位入賞牛パレード、閉会式
2 出品区分(第4条)
 出品区分は、ホルスタイン種12部、ジャージー種2部の計14部とする。出品区分の基礎になる年齢は、平成32年9月末日(基準日)をもって算定する。
 出品頭数はホルスタイン種250頭、ジャージー種20頭の計270頭とする。ただし、ホルスタイン種の出品内訳は、都道府県一般枠170頭、後代検定娘牛(後検)枠60頭、高等学校(高校)特別枠20頭とする。高校特別枠は一般枠や後検枠に出品しない高校に割当て、1校1頭とする。
3 出品の制限(第5条)
 ホルスタイン種の出品は1戸2頭以内とする。ただし、第1、2、5部(後検の部)出品牛はこの限りでない。
4 資格(第6条)
 出品牛は、国内産の血統登録雌牛とし、次の条件を備えたもの。なお、受精卵移植による生産牛を出品するときは、その牛の登録時所有者の居住する都道府県とする。
  1. 第1〜4部出品牛(ホルスタイン未経産)は自県産で、出品者が基準日まで引き続き6か月以上所有し飼養していること。
  2. 第5〜12部出品牛(同経産)は、出品者が基準日まで引き続き1年以上所有し飼養していること。
  3. 第13〜14部出品牛(ジャージー経産)は、出品者が基準日まで引き続き6か月以上所有し飼養していること。
  4. 未経産牛で生後19月齢以上のものは、妊娠確実であること。
5 検定条件(第6条)
 出品牛又は母牛に係る検定成績証明(検定証明)の条件は次のとおり。
  1. 22月未満の未経産牛は、母牛が検定成績証明済又は申込中。
  2. 30月未満の経産牛は、本牛が検定証明申込中。
  3. 30月以上48月未満の経産牛は本牛が検定証明済又は申込中。
  4. 48月以上の経産牛は本牛が検定証明済。
6 出品申込(第7条)
 集合審査に出品する第2期出品申込の期限は、平成32年9月24日(木)とする。
7 出品負担金(第22〜24条)
 参加都道府県は次の頭数割と都道府県割の合算額を出品負担金として納付する。
  1. 頭数割は、出品申込牛1頭当たり9万円。
  2. 都道府県割は、出品申込牛から1頭減じた頭数に6万6千円を乗じた額。
  3. 出品頭数が1頭の場合の負担金総額は13万円とする。
8 審査委員(第29条)
 この共進会に審査委員長1名、審査委員1名、副審査委員1名を置く。
9 出品作法の遵守(第12条の別記)
(1)出品牛マナー
  1. 牛体のいかなる部分でも医療的整形をしてはならない。
  2. 薬剤等を使用して不自然に活気づける、或いは神経過敏を防ぐ、跛行を隠す等の行為をしてはならない。
  3. 牛体部分の凹みをたたいて盛り上げる、皮下に異物を挿入する、パウダー等で外貌の輪郭を変える等の行為をしてはならない。
  4. 不自然な方法で、乳房の形を調整したり、乳頭の形や方向を修正してはならない。
  5. 色素等を利用して、牛体特に乳房の自然の色彩を変えてはならない。
  6. 過度の給水等人工的方法で腹部を膨らませてはならない。
  7. 背線や尾根部等に過剰な体毛操作(つけ毛、植毛)を施してはならない。
  8. 背線や尾根部の毛の長さは3cmを超えてはならない。
(2)出品者マナー
  1. 服装は上下とも白色のものを着用し、牧場名等の文字を入れてはならない。
  2. 品位ある態度で序列決定に従い、審査講評が終わるまで、みだりに出品牛を動かしてはならない。
  3. 審査中に出品牛の間隔をみだりに空けたり、他の出品者の妨げとなる行為をしてはならない。
  4. 産次及び分娩月日等を不正確に伝えてはならない。
(3)出品者への通知
  • 守るべきマナーを、出品窓口団体の担当者を通じて事前に通知し、周知徹底を図る。
(4)監視員の設置
  • 出品牛が適正な状況下で管理準備され、公平な条件のもとで審査が行われるように事前確認を行うため、若干の監視員を置く。
(5)出品牛の確認
  • 過剰な準備を施していると認められる時は、直ちに行為の停止、若しくは人工的に加えられた異物等の排除と、獣医師による診療カルテ・診断書等の提出を求めることがある。これらに従わない場合、若しくはその行為が悪質であると認められた時には、共進会への出品を拒否する。 


第15回全共関連はこちら

平成29年07月20日

「優れた体型維持の証」

−EX-E制度始まる−
 以前より、アメリカやカナダ等では、審査得点90点以上に評価された牛に対し、通称「エクセレント(EX)」と称し、その牛が分娩更新等の条件を満たし、再度90点以上に評価されたときに、長期間にわたり優れた体型を維持している「証」として、審査得点に「2E」、「3E」等の「E」表記を実施して、EXの付加価値を高めるとともに体型審査の推進を図っている。日本においても平成29年4月より同様にEX-E制度を開始した。
EXとE表記
  1. 審査得点90点以上を獲得した雄牛並びに雌牛をEXと称する。
  2. E表記は雌牛を対象とする。
  3. 初めてEXに評価された雌牛が分娩更新して審査を受検し、再びEXに評価されたときは「2E」とする。以後、この牛がさらに分娩更新して審査を受検し、EXに評価されたときは「3E」、「4E」等、「E」を加算して表記する(表)。
  4. ただし、EXに評価された牛が同一分娩産次で再びEXに評価されたときは、「E」を加算しない。
  5. 「E」表記は、血統能力証明書等(審査成績、検定成績の各証明書含む)に掲載する。
     なお、牛群審査等の現場で、審査委員は血統登録証明書に「審査得点」と「EX―▲E」(▲は回数)の押印をする(図)。


過去の成績の取扱いについて
 過去の審査成績に関して「E」表記の遡りは行わない。しかし、平成29年度以降にEXを得た牛はそれ以前にEXを得ているかどうか調査をし、「E」を加算して表記する。

平成29年07月20日

「登録推進に尽力」

−登録委員51名を表彰−
 日本ホル協は、登録委員に対する表彰要領に基づき、各県支部・承認団体から推薦のあった21県51名の登録委員の方々を表彰した。
 登録委員は、酪農組合などの技術職員で、日本ホル協が委嘱し、酪農家に最も身近な立場で登録申込書の作成や改良指導などに日頃から活動されており、登録推進には不可欠な存在である。常々のご尽力に対して心から感謝の意を表する次第である。
 28年度の表彰登録委員は次のとおり(敬称略)で、後日感謝状と記念品が贈られる。
(青森県)藤谷龍
(岩手県)吉田侑未、青野晃、町場彩花
(宮城県)伊藤絵美、荒川大
(栃木県)磯綾子、渡辺芳信、阿久津敬史
(群馬県)宮崎智裕、田村弘幸、角田豊司、武士世理子、青木裕治
(千葉県)増戸弘典、島田泰孝、清水秀茂、小澤敬好
(長野県)有賀靖浩、山下秋広、裏見尚、星野瑛代
(岐阜県)長瀬和仁、澤村正次、原浩子
(静岡県)尾川淳、岩田宏三、遠藤優
(滋賀県)布藤雅之
(兵庫県)藤野幸一、松島敏春
(奈良県)岡田一夏
(鳥取県)前田拓也
(岡山県)阿部静香、大西克巳
(香川県)濱中大介
(愛媛県)岡山圭太、有友文昭
(福岡県)小河武洋
(長崎県)吉居正二
(熊本県)中嶋正富、松岡孝浩、福島功久、淵田瑞穂、今村亮太
(大分県)日隈界治
(宮崎県)山縣裕二、黒木信宏、田畑克幸
(鹿児島県)宇都良博、日高央元、古賀浩治、池平悠理

平成29年07月20日

「検定成績優秀牛群」

−五味牧場2年連続トップ−
 日本ホル協では、表彰要領に基づき毎年検定成績優秀牛群を表彰している。平成28年度のとりまとめでは、昨年度に続き五味英介さん(長野県)の牛群が牛群検定加入頭数43頭のうち50件証明から平均乳脂肪量(F)偏差値190.7でトップに輝いた。五味英介さん所有牛は、28年度の年型別検定成績優秀牛において、6つの部門でトップを獲得する優秀な成績を残している。
 2位は松村文継さん(岩手県)、3位は昨年度4位の(有)加藤牧場(埼玉県)と続いた。


一般社団法人 日本ホルスタイン登録協会
The Holstein Cattle Association of Japan