平成24年03月20日

「43,465頭雌牛登録 前年より4,381頭の減」

〜23年都府県登録状況〜
 
 都府県で昨年1年間に血統登録された雌牛は4万3,465頭で前年より4,381頭と大幅に減少した。この10%近い減少は昨年3月11日に発生した東日本大震災の影響で東北および関東地区の登録が減少した影響が大きい。また同様に血統登録を行った酪農家数は、4,770戸で285戸減り酪農家1戸あたりの血統登録数は9.1頭で0.4頭減少した。
 表1には最近6年間の都府県登録頭数と登録実施農家戸数の推移を示した。
 登録件数の推移を見ると平成20年の41千頭で底打ちになり、ここ2年増加していたが23年次は大きく減少した。実施戸数にも歯止めがかからず減少の一途を辿っている。また、増加傾向であった1戸当たりの血統登録数も減少となった。
2年連続 品川牧場(群馬)が登録最多
 表2に昨年1年間に50頭以上の血統登録を実施した会員を示した。集計では親子などは1つにまとめて登録頭数の多い会員名で表示した。
 登録頭数の最も多かった会員は2年連続で品川文隆さん(群馬県)で279頭であった。品川牧場は前年より登録頭数を22頭増加し、過去5年間では1千頭を優に超えている。2位は(独)家畜改良センター(岩手、福島、宮崎牧場の合計)の253頭で前年比36頭の増加であった。3位は昨年と同様に朝倉修一さん(茨城県)が223頭、4位は(農)小岩井農場(岩手県)と須藤泰人さん(群馬県)の168頭。以下、(有)辛鷹牧場(熊本県)、吉野藤彦さん(群馬県)、渡辺賢司さん(愛知県)、古川武生さん(群馬県)、(株)竹信牧場(岡山県)、野村栄一さん(茨城県)、(有)あじさい野牧場(新潟県)が100頭以上を登録した。
 年間100頭以上の登録農家は12戸で前年より3戸増加、50頭以上では4戸減少と昨年まで2年連続で増えていたが、減少に転じてしまった。
 今回とりまとめた50頭以上の登録を行った55農家には自動登録農家(表中、*を表示)が34戸あり、多頭数飼養農家では申込書不要、料金割引、登録洩れの防止、移動料無料など自動登録のメリットが大きい。
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平成24年03月20日

「全国で1位アイオーン」

〜23年種雄牛別登録娘牛頭数〜
 血統登録された雌牛の父牛として、どのような種雄牛が多く利用されているかをまとめた。
 平成23年1〜12月に全国で血統登録された雌牛は、19万7697頭で、その父牛数は1675頭を数える。地域別では、北海道が種雄牛1161頭で登録娘牛15万4232頭、都府県は1422頭の種雄牛から4万3465頭が登録された。
 このうち、北海道と都府県で共通する種雄牛は、908頭であり、反対に北海道だけの供用種雄牛は253頭、都府県だけが514頭であった。
 また、種雄牛1頭当たりの登録娘牛数は、全国で118頭であるが、北海道の133頭に対して、都府県は僅か31頭に留まった。
 国内海外の繋留別では、国内種雄牛1023頭による登録娘牛10万9662頭で登録全体の55%、輸入精液などの海外繋留種雄牛は652頭から8万8035頭で全体の45%を占め、その割合は昨年より2%、10年前により24%増加したことになる。
 23年次に全国で5000頭以上の登録娘牛をもつ種雄牛は3頭で、全て国内種雄牛。3000〜4999頭が5頭(国内4・輸入1)、1000〜2999頭が38頭(国内19・輸入19)、100〜999頭が188頭(国内54・輸入134)、99頭未満が1441頭(国内943・輸入498)であり、その上位38頭(国内23・輸入15)の種雄牛で登録娘牛全体の50%を占める一方で、892頭(国内592・輸入300)もの種雄牛が娘牛9頭以下という結果となった。
県別の国内と海外種雄牛の登録娘牛数を表2に示し、登録に占める海外種雄牛の割合を図1に表した。
地域別に海外種雄牛の割合を見ると、北海道が44%と全国平均よりもやや低く、都府県では、東北地区が宮城県の53%と青森県の49%を除き全国平均を大きく下回る。特に岩手県、秋田県は32%と3割程度しか海外種雄牛を利用していない。逆に関東地区では埼玉県の34%を除き、神奈川県の78%を筆頭に東京都63%、栃木県55%と平均よりも高い県が多い。続いて中部・北陸地区では石川県が70%と高く、隣接する福井県は逆に21%と非常に低く興味深い傾向を見せている。また、山梨県61%、静岡県60%、三重県58%が平均を大きく上回っている。近畿地区では京都府が66%と高く、滋賀県が10%と非常に低い。中国・四国地区では高知県65%、鳥取県59%の割合が大きく、広島県が31%と低い。九州地区では大分県が64%と高いが他の県はほぼ平均並みである。
 表3には23年次の登録娘牛を多く持つ種雄牛を北海道と都府県に分けて示した。
 北海道ではアイオーンが、登録娘牛8638頭で前年実績2位からトップになった。2位はハイデン、3位モンブラン、4位シューマッハー、5位ラウンドアップの順。また、前年1位のテンプターは2030頭で18位だった。
 都府県ではマセラティが2年連続で1位、2位トレジャー、3位オールブラックス、4位カーティス、5位モンブランであった。
 因みに、全国集計では北海道の順位と同じく1位アイオーン、2位ハイデン、3位モンブランの順。

         


平成24年03月20日

「検定成績優秀牛」

〜都府県24年02月証明分F偏差値〜



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(社団法人)日本ホルスタイン登録協会
The Holstein Cattle Association of Japan